就職の適性検査の役割が、近頃大きくなっていると言われています。適性検査はちょっとした規模の企業ならば、就職試験の際に大抵実施しています。就職活動における適性検査の意味合いは、本来職能適性、つまりその職業に受験者がむいているのかどうかを測るということなのですが、実際には採用担当の手間省きのために使われるケースが多かったように思います。ところが、昨今は内定事態、早期退職など、企業:学生のミスマッチが増えていることから、本来の意味での適性検査が重視されつつあるのです。
就職の現場でおなじみの適性検査やその重要性とはどのようなものでしょうか。近年は、就職試験で適性検査が行われることが多くなりましたが、適性試験にはさまざまな種類があります。
就職・転職の試験で実施されている適性検査で、よく知られているのはSPI検査。この検査はそれなりの規模を持つ企業の採用試験では利用率が高いといわれています。
また、適性検査にはSPIだけではなく、さまざまな種類の検査方法があります。たとえば、YG性格検査やGAB検査なども、就職・転職の適性検査としてはポピュラーな試験法で、企業の業種、採用する職種によって、選択する場合もあるようです。
では、なぜ就職・転職の現場で、適性検査が普及してきたのでしょうか。これは何百人、何千人のエントリーシートに目を通し、履歴書を検討し、さらに面接まで実施するのはとても困難な作業であるという点に起因しています。
適性検査により、被験者におおざっぱなフィルターをかけることで、面接担当者の負担は大幅に軽減可能です。つまり、適性検査は本格的な採用試験の前段階で、「ふるい」として利用されてきたというわけです。
ようするに、適性検査は面接担当官の手間を省くために『お役立ちツール』として、利用されるケースが少なくないのですが、近年は適性検査に求められる役割も、次第にもっと重要なものとなってきました。
その理由は採用者の問題行動の増加にあるといえます。この数年、就職氷河期がゆるみつつある一方で、採用通知後の内定辞退、新卒採用後の早期離職など、企業と採用される側のミスマッチに起因するとされる、採用者の問題行動が増加しているという現実があります。
このミスマッチを防ぐためにも、適性検査の持つ意味合いが見直され、その結果、昨今の適性試験には、採用担当の『お役立ちツール』としてだけでなく、適性検査本来の職能適性の検査という役割が期待されるようになってきました。
さて、気になるのは適性検査を有利に渡ってゆく方法だと思います。しかし、実のところ適性検査対策に決定的なものはありません。それは適性検査験が、そもそもポテンシャル(潜在能力)を測るためのものであるからです。ポテンシャルは本質的に動的なコントロールができるといったものではありません。
ならば、適性検査のことを考えても仕方がない、という意見もありそうですが、どんな性質の問題を扱う試験かだいたいのところを知っているだけでも、いざ試験!というときに慌てず済むことでしょう。
なので、ポピュラーな適性試験のアウトラインぐらいはつかんでおくことはおすすめ。できれば、SPI試験くらいは試しにやっておくとよいと思います。
就職の適性検査というとSPI法が有名です。また、学生時代にクレペリン検査を受けた経験のある方も少なくはないでしょう。就職時に行われるこれらの職能適性検査は、現在多くの企業の採用現場で就職試験の一部として行われています。就職活動においては、さまざまなハードルがありますが、この適性検査というもの、徹底的な対策が困難なところから、無体策な人も多いのではないでしょうか。就職の適性検査は事前準備により効果を期待できますので、それなりの準備はしておきたいところですね。
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